書籍版「冬の櫻」上下巻、完売致しました。令和2年8月10日に、改訂版・全四巻として、アマゾンKindleより好評発売中です。恐れ入りますがそちらからご購入ください。
発刊して10年ほど経ちましたが、時代的事項や、誤字題字を見直し、修正した全面改訂版です。
日本文学史上、最初の本格的「弓術」時代小説
「弓道」に新しいヒーロー誕生
その名は会津弓術師範「圓城寺彦九郎」
かつてこれ程恬淡として清々しい男がいたであろうか。その名は、圓城寺彦九郎。
会津『豊秀流』の祖。歩射・騎射に優れ、当代一の弓術の名手、鍼術の名人であった。
武芸者でありながら「敵」をつくらず、出会った人達は忽ち、彼の虜になってしまう。
戊辰の役で「彦九郎」の全てが灰燼に帰し、地元会津でも知る人は少ない。
その一生を丹念に再現した著者渾身の書下ろし。上下巻、四百字原稿用紙、千九百枚に及ぶ本邦初の弓術(道)長編小説。「冬の櫻」をじっくりとお楽しみください。
●財団法人 全日本弓道連盟名誉会長 範士十段 鴨川乃武幸 先生より「冬の櫻」の読
後感のお手紙を戴きました。過分なお褒めの言葉を戴きました。有難うございました。
本当にたのしく そしてうれしく読了いたしました。千巻の書を読むに勝る感慨を受けました。(2011年頂いたお手紙より)